arketブログ

arket(アルケット)のblogです。 色々作ります。

積本消化中

「平気でうそをつく人たち 虚偽と邪悪の心理学」

一見善良な市民に見える中にある「邪悪性」を持つ人間の話。
暴行・窃盗というような刑法犯罪の枠に入らない悪意というのは皆少なからずあるものだとは思うが、 この本で扱われている邪悪な人間というのは自身の負の面を「徹底的」に「虚偽」する事で隠している所がポイント。

その為、外面が良い人が邪悪性を持っていたという事は不思議ではないし、むしろ自分の負の部分に対峙するより外面を良くする努力の方にコストを感じないようだ。
犯罪にならない悪意というのは、一般の人が遭遇する確率が犯罪より高く、未成年や自身が疲労・心身喪失状態の時に遭遇すると「悪意を受けた側」が悪いのではないと混乱する事も珍しくないだろう。

自身の身を守る為にもオススメ。

「そろそろ左派は〈経済〉を語ろう――レフト3.0の政治経済学」

「シックスサマナ 第31号 貧乏への道 全ての道は貧困に通ず」